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釣り糸(ライン)の種類や特徴と選び方

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この記事では釣りの考え方や知識、テクニック等について記載していきます。
今回はラインについてです。


ラインの種類

釣りをする為には釣り糸、ラインが必要不可欠です。
ラインには様々な種類があります。

ナイロンライン、フロロカーボンライン、PEラインの3種類が主だったラインになりますが、その他にもメーカー独自に工夫を凝らしたラインや、最近ではエステルラインというものが登場しています。
ブログ管理人ウィルはサンヨーナイロンのラインを愛用していますので、サンヨーナイロン製品を例にしてブログ記事を展開していきます。


ラインの特徴

ラインには様々な種類があるゆえ、それぞれにメリットやデメリットが存在します。
ラインの種類ごとにメリットやデメリットを見ていきましょう。


ナイロンライン

ナイロンラインは最も一般的な釣りのラインと言えるでしょう。
例)サンヨーナイロン アプロード GT-R HM


ナイロンラインの基本スペック

メーカーや種類によって様々ですが、ナイロンラインの基本スペックは下記になります。

素材:ポリアミド
比重:1.14


ナイロンラインのメリット

  • 価格が比較的安価
  • 柔らかくしなやかなで、初心者でも扱い易い
  • 比重が軽い為ルアーがよく飛ぶ
  • 適度に伸びがあり、魚がバレにくい


ナイロンラインのデメリット

  • 水を吸収する為、劣化が早い
  • 紫外線による劣化がある
  • 伸びがある為、フッキングが決まりづらい
  • 摩擦熱に弱い


フロロカーボンライン

フロロカーボンラインはバスフィッシングでは主流になりつつあるラインです。
例)サンヨーナイロン アプロード GT-R クリスタルフロロ


フロロカーボンラインの基本スペック

メーカーや種類によって様々ですが、フロロカーボンラインの基本スペックは下記になります。

素材:ポリフッ化ビニリデン
比重:1.78


フロロカーボンラインのメリット

  • 耐摩耗性が高い
  • 比重が重い為水流や風の影響を受けにくい
  • 伸びが少ない為感度が良い


フロロカーボンラインのデメリット

  • 価格が比較的高価
  • ナイロンラインと同様の強度のものは、少し太く作られる傾向がある
  • 糸癖せがつきやすくトラブルが起きやすい
  • 比重が重い為、ルアーが飛びにくい


PEライン

PEラインは糸を編み込んで作られたラインで4本編みや8本編み、12本編みなのどが存在します。
例)サンヨーナイロン アプロード GT-R プレミアムPE


PEラインの基本スペック

メーカーや種類によって様々ですが、PEラインの基本スペックは下記になります。

素材:ポリエチレン
比重:0.98


PEラインのメリット

  • 同じ太さのナイロンラインやフロロカーボンラインより遥かに強度がある
  • 比重が軽い為、圧倒的な飛距離が出せる
  • 伸びがなく感度が良い


PEラインのデメリット

  • ナイロンラインやフロロカーボンラインよりも高価
  • 比重が軽い為水流や風の影響を受けやすい
  • 結束強度が低い
  • 釣り方にもよるが、リーダーを結ぶ必要がある
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近年登場したエステルライン

ナイロンライン、フロロカーボンライン、PEラインに加えて、最近ではエステルラインが使われる場面があります。
エステルラインはメバリングやアジング、エリアトラウトなどのライトルアーゲームで用いられることが多いラインです。


エステルライン


エステルラインの基本スペック

メーカーや種類によって様々ですが、エステルラインの基本スペックは下記になります。

素材:ポリエチレンテレフタレート
比重:1.38


エステルラインのメリット

  • 比重が軽く、ナイロンラインやフロロカーボンラインよりも飛距離が出る
  • 水なじみが良い
  • 伸びがなく感度が良い


エステルラインのデメリット

  • 耐久性が劣る
  • ライントラブルが多い
  • 扱いがシビア
  • リーダー結束が必須


製造メーカー独自のライン

ご紹介したラインの他に、メーカー独自に作られたラインも数多く存在します。
例)サンヨーナイロン アプロード GT-R ナノダックス クリスタルハード


nanodaXライン(独自ライン)

サンヨーナイロン製のラインにはナノテクノロジーで作られたnanodaX製のラインがあります。


nanodaXラインの基本スペック

nanodaXラインの基本スペックは下記になります。

素材:nanodaX(ナノダックス)
比重:1.14

nanodaX製のラインはナイロンラインの使用感でありながら、伸び率がフロロカーボンとほぼ同一なので、感度が優れているのが特徴です。


ライン別比較表

ナイロンライン、フロロカーボンライン、PEライン、エステルラインの特徴を比較表にまとめてみました。

比較表はあくまで目安であり、メーカーやアイテムによって異なる場合があります。


ラインの使い分け

それぞれのラインの特徴をご紹介しましたが、どのようにしてラインを使い分ければ良いのでしょうか。

基本的には好きなラインを選んでいただいて良いのですが、比重によってラインを選択する方法があります。

例)水面付近でルアーを扱いたい場合は、比重の軽いナイロンラインやPEラインを使用する。
底付近でルアーを扱いたい場合は、比重の重いフロロカーボンラインを使用する。
etc.

比重によってラインを選択するのは基本の様なものなので、必ずしも「こうあるべきだ。」というわけではありません。
もちろん比重を考慮せず、別の理由からラインを使い分ける事も多々あります。


ラインの太さや強度

ラインの太さや強度はある程度基準に基づいて作られています。
ラインの太さや強度の目安を知っておくと、ラインを購入する際に役立つばかりか、釣りの際にも基準立てて釣りをすることが可能です。
ラインの号数表記を基準にラインのポンド表記(lb)、キログラム表記(kg)、ラインの標準直径(mm)を記した表を下記にまとめました。


ナイロンライン・フロロカーボンライン・エステルライン換算表


PEライン換算表
※PEラインはデニールという単位が標準規格になります。
太さはメーカーによりバラつきがあり、4本編み、8本編み、12本編みなどによっても誤差が生じます。

2種の換算表は日本釣用品工業会(JAFTMA)が定めている標準企画を参考に作成しています。
ただし、換算表の数値はあくまで目安であり、メーカーやアイテムによって異なる場合があります。


号数とは

号という表記は、釣り糸(ライン)の太さの単位を表します。
号の数値が大きくなれば、ラインの太さが太くなり、引張強度や断面積が大きくなります。


ラインセレクト術を身につけよう

どんなラインを使用するのが最適なのかを判断するのはアングラー自身です。
アングラー自身が正解だと思えば正解でしょうし、不正解だと思えば不正解なのでしょう。
釣りの経験値を増やせば、ある程度ラインセレクトの術を身につけることができるようになっているはずです。

釣り初心者の方に一つアドバイスですが、最初は扱いやすいナイロンラインから始めて、釣りに慣れてきたら他のラインを視野に入れることをお勧めします。
ナイロンラインであればトラブルも少なく、安心して釣りを始められるはずです。


2020.12.18 追記

ラインの特徴を表したイラストを追加しました。

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